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とりあえず、ダメだったという報告はなかったので、更新作業はちゃんと出来たと思って大丈夫ですかね?
なんかもう、勝手に思い込んでしまいます。
よし、オッケイ!!
大変です!
来週のジャンプ(再来週の月曜発売)は表紙&巻頭カラーテニスの王子様です!!
2冊買ってしまうかも知れない…。
でも、本当に終りが近づいていると思うと悲しいです。
生きる糧がなくなってしまう!
冗談抜きにそんな感じです、すみません。
ついにアレも出てきたし、本当目が離せません。
お願いですので、もう宇宙テニスとかまでいってください!
日記は短いですが、お久しぶりにパラレルの続きを!
読んでくださる方は つづき からどうぞ☆
拍手ありがとうございます!!
問題はとくになかったと思って良いんですよね!?
勝手にそう信じます!
ご無沙汰ぶりの更新で…これからはちょっと頑張りますね!!
それでは!
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暇だ…。
ジャッカルが捕まってから、何度か捕獲報告の放送はあった。
なのに、うちのチームに関する報告はその中に一つもなかった。
捕まったというものも、捕まえたというものも。
そして、もちろん私のところには何の連絡も来ていない。
現在の全チームの状況は、
・赤チームが残り13人で今だ誰も捕まっていない
・緑チームは私を含めて残り12人(あぁジャッカル…青チームによって捕獲)
・青チームが残り10人(樹くんと南くんと天根くんが黒チームによって捕獲)
・黒チームは残り11人(向日くんと柳沢くんが赤チームによって捕獲)
残りの人数が一番少ないのは青チームだけど、うちのチームはまだ誰も捕まえていないという状況。
現時点で、総合的に優位なのは赤チーム、続いて黒チームといったところだろう。
うちのチームの皆は、ずっと陣地外にいて大丈夫なんだろうか?
次の放送が、緑チームの大量捕獲だったらどうしよう。
…なくは、ないな。
ちょっと丸井くんにこちらから電話してみようか(でも、出てもらえない気がする…)。
ピンポンパンポーン
そんな風に思った矢先、スピーカーから聞こえてきた音。
“皆楽しんでるかい?お知らせだ。青チームにより、緑チームの神尾アキラ捕獲。今青チームの陣地に入ったのを確認したところだよ。”
…あぁ神尾くん…。
悪い予感が当たったような、だけど思ったよりも酷くなくて少し安心したような複雑な気分になった。
それに、なんとなく神尾くんだったら納得だ(捕まる一番手がジャッカルだったのも納得だったけど)。
それにしても、これでうちのチームは益々まずい状況に陥ってしまった。
まだそれ程悲観することもない人数だけど、どうも一筋縄ではいかない子ばっかりみたいだから。
pi pi pi pi pi…
久しぶりに鳴る音。
番号は知らないものなので、丸井くんではない。
他のチームの子である可能性も否定できないけど、出来ることなら緑チームの誰かが良い。
そう思いながら私は通話ボタンを押した。
「もしもし。」
『あぁ○○か?俺だ。』
聞こえてきたのは間違いなくジャッカルの声。
ていうか、どうして皆名を名乗るということをしないんだ…。
「誰ですか?」
『言わなくてもわかってるだろうが!』
「最初に名乗るのは基本でしょ?っていうかジャッカル捕まるの早すぎ。」
そう言うとジャッカルは言葉に詰まった。
わかってんじゃねぇか!と反論しようと思ったが、痛いとこ突かれて何も言えなくなった。
間違いない。
「で?青チームの陣地からわざわざどうしたの?」
青チームの陣地は…そう、体育館だ(うちのとこもだけど、無駄に広いな)。
『…あぁ、悪かったな!一応お前に報告が…』
屋上に人が近づいてくる気配がして、私は耳元から携帯を離した。
ガチャ
扉が開き入ってきたのは…かなりの人数。
「まぁ、想定内の時間ではあるな。」
先頭の乾くんが眼鏡を指で押し上げながら言った。
屋上に現われたのは、乾くんと佐伯くんと丸井くんと伊武くん、そして赤チームの河村くん・観月くん・桜井くん・葵くんだった。
ピンポンパンポーン
“ご報告です。現在、緑チームの陣地に、赤チームの河村隆・観月はじめ・桜井雅也・葵剣太郎の4名が入ったのを確認しました。”
どうやら、まとめて捕まえる作戦を立てていたようだ。
私の心配は杞憂だった。
「お待たせしました。何もすることなくて暇でしたよね?」
「まぁ確かに…。」
佐伯くんはスマイルで言ってくれるけど、私はこの手の笑顔が苦手だ(全部神のせいだ)。
今の佐伯くんの表情と言葉に他意は多分ないのに、それでもなんだかゾクゾクと悪寒が走る。
「ま、これでもう大丈夫だよな!ってことで後よろしく!」
丸井くんも、後シクヨロ!とは言わないんだ。
じゃなくて、それは明らかに私に対して言われた言葉のようですけど、どういうことですか。
「私、まだ待機?」
「あぁ、その通りです。今度は話し相手もいることだし問題ないでしょう。では。」
「…ラクしてるんだから文句を言う筋合いはないだろ…。」
乾くんの言葉を合図にするようにして皆再び行ってしまった。
伊武くんなんて、最後にボソッと言い残して…。
立ち尽くす私…。
「う~ん、やっぱり緑チームも手ごわいなぁ。」
「本当、私がこれ程早く捕まることになるとは…なんて奴等ですか!」
最初に耳に入ってきたのは感心するような河村くんの声。
続いて、逆ギレ感が否めない観月くんの声。
…河村くんとは普通に喋れそうだけど、この状況で観月くんはそれを許すだろうか?
私も緑チームの一員だし…一応。
明るくこういう微妙な空気を打ち破ってくれるタイプの葵くんは、体育座りで“の”の字を地面に書いている。
“一生チュー出来ない…”みたいな言葉が時折私の耳にも届く。
落ち込み過ぎだよ。
「あの、すみません…。」
「え?」
声をかけてきたのは予想外に、桜井くんだった。
「もしかして、電話中だったんじゃないですか?微妙に声が聞こえてきてますよ。」
「あっ!忘れてた!!」
大声でそう叫んでから携帯を再び耳元に戻した私は、予想通りジャッカルにキレられた。
しかし、とっとと捕まったことを持ち出して、あたり前だけど形勢逆転した。
さて、まだまだ先はわからない。
とりあえず私は仕方ないので、ここで傍観者をするしかない。
せっかくなので、赤チームの面々にどういう状況で捕まったのかを聞いてみよう。
観月くんは教えてくれないかもしれないけど…。
暇してるんだよ、こっちはずっと!
こうなったら、絶対優勝!!
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なんかもう次の時は、それぞれチーム残り2・3人とかになってるかもしれませんね。
気が遠すぎる…。
この間、過去話も書くとか自分がほざいていたのを思い出しました。
本当私は有言実行という言葉と真っ向から対立してる…。
なるべく早く続き書きます!