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沙芭と美想の妄想日記。
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おめでとうって言っておいて、なんの反応もないまま次書くの寂しいなと思って少し様子をみていたら沙芭がが上げてくれました…!
実家帰ってるんじゃないかと思っていましたが予想通り!
よいお年を!(私信)



結構間が空いてしまいました、美想にしてはめずらしく。
ここ数日起こったことを箇条書き
・100曲マラソンの応募ハガキ7枚速達で出したら2240円(切手代込み)とられた
・DSライト(自分専用)を買った、ちなみにジェットブラック
・ブロマイドのリョーマのレアを出した(つまりメイトに行った)
・ゲームを1日分だけ進めた
そんなもんでしょうか。
…しょぼくさいですね。



こんなにブログあけたので、パラレルの続き書かないわけにはいかない…!
ということで書きました!
書いたら、お前どんだけ細かく広げれば気が済むわけ!?と問いたくなるものが出来上がりました。
とりあえず、今回はその導入編といったところでしょうか…。
まぁ興味ある方は つづき からどうぞ!



そういえば!
カウンタが3000超えてましたね。
来てくださる方に多大なる感謝を…!



それでは!
(年内ブログ更新はきっと後一回)






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自己紹介の後は、今後の予定についての説明が先生方からされた。
そういうのって事前にしておくのでは?とも思ったけれど、“急”な状況に対応できるように、という目的もあるらしい。
確かに学校という場は、普通に過ごしていたら万全な状態で守られているだけで終わってしまうものなのかもしれない。
やっぱりこの学校が特殊なのは名前だけじゃないんだ。

「…以上だ。質問がなければ私たちからの話はこれで終了だ。」

榊先生のその言葉には、特に誰も手を上げることはなかったなかった。
皆話はちゃんと聞いていたらしい。
ただ、大多数メモすら取っていないのが気になったけど(大丈夫なんだろうか?)。

「特に質問はないようだな。まぁこの通り今日の予定は特に決まっていない。各自自由に使っても構わないが、自分たちで何か決めても良いんじゃないのかい?」

竜崎先生のその提案には有無を言わせないものがあった(全くブーイングは出なかった)。

「それは良いね。」

そして幸村くんの言葉が続いたことにより、何か恐ろしいものになる予感が増した。
それでも誰も何も言えない。

「じゃあ私たちはこれで…。」

伴田先生がそう言うと先生方は皆動き出す。
私はどうするべきなのだろうか?
とりあえず立ち上がろうとしたとき竜崎先生に肩を押さえつけられた。

「お目付け役はたのんだぞ、○○。アタシら年寄りがやるより、お前がやった方が生徒たちも気が楽だろう。」

「えっ、あっはい…。」

先生の目が泳いでいるようなそんな気がする。
…厄介ごとを押し付けられた感じだ。

「…頑張れ。」

オジイ先生が後ろを通るとき、ポンと肩を叩いた。
これ、ファーストコンタクト。

「○○、期待している。」

榊先生はそう言い残した。
先生方は全員、本当にそそくさと東大教室を出て行った。

 

「さぁ、じゃあ誰か、何か意見はある?」

完全に教室の支配者になった幸村くんは教卓のところに立つ(…いつの間に!)。

どうやらこれは私にとって最初の試練だ…。
しかもかなり難易度が高い…。

「…じゃあ手塚。」

最初に手を上げたのは手塚くんだった。
彼はどうやら、この何とも言えない空気にやられてはいないらしく落ち着き払ったままだ。

「この合宿の目的には生徒同士の親睦を深め、結束を高めることも含まれている。そのことに繋がるようなものを俺は希望する。」

何せこの人数、全員で何かをするという機会はそう多くないだろう。
だから手塚くんの意見は最もだ。

「で、具体的には?」

そう言ったのは不二兄・周助くんだった。

「ぐっ…そういうことを考えるのは、余り得意ではない…。」

「やっぱりね。ねぇ幸村、僕も前に行って良いかな?君のサポートに。」

「あぁ、じゃあ不二にアシスタントを頼もう。」

手塚くんは真面目すぎるが故に、何のアイディアもなかったようだ。
痛いツッコミをした周助くんは(それにしても皆、兄を不二と呼ぶんだな)、幸村くんの了承も得て、前に出て行く。
すると、彼はすぐにチョークを持ち黒板に文字を書き始めた。
“全員でできること”と。

「よし、方向性は手塚の意見ということで、皆良いかい?」

幸村くんの言葉に皆が素直に頷く(彼から変な力を感じている様子はない)。

「じゃあそれを踏まえて何かある?」

周助くんの問いに手を上げたのは柳くんだった。

「それじゃあ柳。」

「俺も具体例ではないのだが、全員でとは言ってもこの人数で一つのことをやるのは難しい。チーム対抗といった形で行えることはどうだろう?」

なるほど…。
私は普通に感心してしまった。
具体例ではない、しかし具体性は高まった。
さっきから私は完全に見守る態勢になっているけれど、進行も意見も日頃から鍛えられているものを感じずにはいられない。
そりゃあきっと個人差はあるだろうけれど。

幸村くんが今度は柳くんの意見について、皆の同意を求める。
やはり皆は頷いた(ここで、亜久津くんも小さく頷いていることを忘れてはいけない)。

チーム対抗…ねぇ。
安西組では時々チームに分かれて鬼ごっこ的なものをすることがある。
藤真が発案したそれは、本気でやるとかなり燃える。

「チーム対抗、と聞いて思い出したんだが…。」

おもむろに乾くんが立ち上がった。

「安西組では時々チーム対抗戦を行っている、と。」

そんなことまで知っているのか…!
乾くんは私に話を振ってきた。

「確かにかなり変則的な鬼ごっこをすることが時々あるけど。」

「へぇ。」

幸村くんが興味あり気にこちらを見てきた(ハハハ…)。

「ハッ、鬼ごっこなんてガキの遊びじゃねぇか。」

跡部くんは馬鹿にするようにこちらを見てきた(そんなこと言ったら藤真がブチ切れる…)。

「そのルール、少し説明してもらえますか?」

問題は“変則的”の内容だというように、周助くんは私にルール説明を促した。

 

チーム数はまぁ3チーム以上であれば特に制限はない(あまり多すぎても混乱するだけだけど)。
チームごとに陣地を持ち、そしてまたチームごとに一つ何か決めたものを右手首にりぼん結びでつけなければいけない。
そして最大の特徴は、全員が鬼であり、全員が追われる立場にあるということ。
つまりチームによって、別々のチームをターゲットにして追いかけるのだ。
自分たちが追うチームと自分たちを追うチームが一致しない。
これやってみると結構スリリング。
自分たちのターゲットのチームメンバー全員を最初に捕まえたチームの勝利になる。
捕まえた、という印が右手首にりぼん結びで結んであるもの(モノはチームでそれぞれ決める。カモフラでいくつかつけても構わない、それも作戦のうち)なわけだけど、それを自分にと

っての鬼チームに取られてしまったら大人しく鬼チームの陣地に連行されなければならない。
ただし、その途中で味方がそれを取り返してくれれば再び逃げることが可能。
相手陣地に入ってしまったら、もう復活するチャンスはないけれど。
ちなみに、ターゲット以外のチームメンバーを捕まえたところでメリットは一切ない。

 

と、まぁそんなところ。
私はどうにか皆に伝わるように説明した。

「フフフ、面白そうじゃないかい?」

お気に召していただけたようで、幸村くんは笑った。
そしてその問いに皆が頷いた(もちろん跡部くんもだ)。

 

 

こうしてプリプリ学園の皆は、藤真発案鬼ごっこをやるということが決まった。
まだチーム分けとか全然していないけれど、私の予感はただ一つ。

…不安だ。

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なんか新しいこと始めちゃいます☆
みたいな感じ…。
でもノープランです…。

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