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間に合わせます。
タカさん☆ HAPPY BIRTHDAY ☆
ということでおめでとうございます!!
もうあれですよね、タカさんは銀さんとの試合抜きには語れませんね!
本当どういいうことなんですか…!?
ありえないありえない!このままじゃ死ぬ!死人が出る!
と、爆笑しながら、ちくしょうカッコイイじゃねぇか…!
と、一人マジ泣きそうになったのはこの私です。
タカさんの驕らなさがクリティカルヒットです。
タカさんをお荷物呼ばわりした財前にマジギレした時のことは今でもよく覚えてます。
そして今月のオンザレイディオは、マンパなるさんですが本当に面白いです。
今月はタカさんに関わった人がゲストにくることが多いので全体的にメンツが濃い!
今日のゲストはあっくんでした。
来週は一体誰でしょう?
タカさんの夢もいつか必ず書いてやる…!!
本当はテニス+SDパラレルの続き書き終えてからアップしようと思ってたのですが、今日中に祝いたい!と思ったので先にあげました!
後から修正してパラレル夢を付け加える予定です(せこい)。
それではとりあえずこの辺で!!
ということで追加です!
つづき にてテニス(+SD)のパラレル夢!
まだ序章その3的な感じで読んでいただければ助かります。
拍手してくださった方!
本当ありがとうございます!
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「とりあえず、榊先生のところに行きましょう。」
「あっはい。」
安西先生の知り合いと聞いていたので、榊先生本人のことを深くは考えていなかった。
しかし思えば、薔薇柄のスカーフを愛用していて、更にこんな名前の学校を経営しているなんて…。
普通の人であるわけがない…!
なんかもの凄く不安になってきた。
「そーいえば、榊先生は以前に安西先生から貴女の話を聞いたことがあると言っていましたよ。」
「えっ?」
「もっと小さい頃のことだそうですが。」
一体どんな話をしたのだろう。
それはわからないけれど、安西先生が話題に出したことがあるというのが嬉しかった。
そしてやっぱり安西先生と榊先生は知り合いで、そんな変な人であるわけがないと安心できた。
ほら、ちょっと芸術的センスが突き抜けているとか、きっとそんな感じに違いない。
車から降り荷物を持って、学校の裏にある駐車場から正面玄関にやってきた。
看板だけ見なければ至って普通の学校だ。
扉の擦りガラスからは中の明るい様子が伺える。
…ちょっと明るすぎるような気もするが…。
!!!!
伴田先生が扉を開けた瞬間、私は目の前の光景に思わず目を閉じた。
別に惨劇が広がっていた、とかそういうわけではない。
ただ眩しかったという単純な理由だ。
なんかキラキラしている。
というか、吹き抜け?シャンデリア?
「驚きましたか?」
「…はい。まるで高級ホテルのエントランスのようですね…。」
「私も最初は驚きましたよ。あっそこの正面の扉が学園長室です。」
つまりもう慣れてしまった、と。
伴田先生が指差したところには、重厚感たっぷりの・庶民的感覚から言わせてもらえばまるで板チョコのような扉があった。
学園長榊太郎先生は、どうやらこういった趣味をお持ちの方らしい(ちょっととかそんなレベルではない…)。
コンコン
「伴田です。」
中からは、どうぞと言う声がかすかに聞こえた(この扉は流石にかなり厚い、けれど防音ではないらしい)。
いよいよご対面だ。
「榊先生、○○さんをお連れしましたよ。」
正面玄関の時と同じように、伴田先生が扉を開ける。
・ ・ ・ ・ ・ 。
中普通。
むしろシンプルすぎる(なにこの落差!)。
目を細めて待っていた私の行動は完全に無駄だった。
「ご苦労様です伴田先生。朝早くからありがとうございました。」
けれどこの空間は、扉の近くまできて伴田先生に頭を下げるその人の高貴さを一層際立てていた。
「いえいえ。それじゃあ私は出発の準備に移りますね。」
伴田先生は部屋から出て行った。
残されたのは私と榊先生の二人だけ。
さっきまで失礼極まりないことを考えていた自分に対して嫌悪感を抱いた。
ここのトップだというのに、全く偉ぶらないその態度(そりゃあ伴田先生が年上だっていうのもあるとは思うが)。
榊先生は、凄い人なんだ。
「よく来てくれた。ありがとう。今回はよろしく頼む。」
「いえ!そんな!あっで出来うる限り頑張らせていただきます。」
私にまで軽く頭を下げられてしまったので焦る。
「榊太郎だ。一応学園長と言う立場ではあるが、君が萎縮する必要は全くない。むしろ安西先生を尊敬する人間としては同じ立場だ。」
「えっ。」
「だからもっと肩の力を抜いてもらって構わない。」
私の知人――安西先生から榊先生のことについてはそれしか聞いていない。
そうか、この人もやはり安西先生の影響を受けていたんだ。
ここで、はいと言うわけにもいかず(いや、肩の力を抜く努力はするけれど、同じ立場だなんてそんのことないのだから)、私は笑みを見せておいた。
コンコン
そんな時、外側から扉をノックする音とともに、越前ですというかすかな声が聞こえてきた。
「どうかしたのか?」
榊先生は自ら扉を開けた。
扉の前にいたのは小さな男の子(とは言っても150センチくらいは多分ある)だった。
越前…越前リョーマだ。
第三期生、まだ12歳の少年(5つも年下だ…)。
「バァ…竜崎先生が、バスが到着したから榊先生もそろそろって言ってたっス。」
まさか内側からこんなに早く扉が開くとは思っていなかっただろう彼は、驚いた様子を見せながらも榊先生への伝言を伝えた。
「そうか、わかった。」
ここで越前くんと目が合ったが、彼は私に何の興味も示さなかった(なんかちょっと悔しい…)。
榊先生はこちらを向いた。
「本来ならお茶でも飲みながらゆっくり話をしたいものなんのだが、それはまたの機会に。」
「あっはい。」
私も榊先生に聞いてみたいことがたくさんあったので、素直に頷いた。
「越前、彼女の荷物を先にバスの方に運んでくれ。」
「…っス。」
小さく返事をすると、越前くんは私の持っていた荷物を何も言わずにぶん取った(という表現が限りなく近い)。
何その態度!?とは思ったものの、まだ12歳と自分に言い聞かせて一応私はお礼を言った。
「それじゃあ失礼シマス。」
「ご苦労。行ってよし!」
私の荷物を持ち、部屋を出て行こうとする越前くんに向けて、榊先生は不思議なポーズでそう言った。
…やっぱり、写真の通り薔薇柄のスカーフを巻いている榊先生は、普通に《凄い》という言葉で済むような方ではないようです。
あぁ、また不安になってきた…。
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つ、次からはたくさん登場するはずです…!
そしてヒロインの過去にも触れます。
今個人的になんか榊先生がきてるのですが、私が書くとかっこよくないというか、とりあえずコレに限っては若干気持ち悪い方向にキャラ設定をしてしまっている…ので酷いですね。
最後に出したのが何故リョマかというと、全く興味なさそうなのが良かったからというだけの理由です。
別にジャンプ本誌のリョマがかわいくてフィーバーしたわけではございません多分。
おっと今日はジャンプを買いに行かねば!!(逃走)